第60回 定例活動報告 「東の森(3月6日 第1土曜日)」
 

 

3月6日曇り午後から雨 参加者14名

「東の峰」の作業を開始しました。 ここは今までの東の森に隣接し、 地元からは東の峰と呼ばれて持ち主が5名プラすα( αは不明の意味)の広い地域です。中央にクヌギ、 楢などの大きな雑山があり、これを囲んで人工林・竹林・岩山・ 送電塔などがあります。 雑山はちょうど母親の胎内にいるように感ぜられ、通称「 ははその森」と呼ぶことにしました。

 薪・炭などの需要があり、萌芽更新が計画的に行われ、 中低木が幅をきかせていた明るく・ 活力のあった里山復元を目標とする。50年前の里山復元! をキャッチフレーズにしてのスタートです。

 天候不順で午前中曇り、午後は雨で作業中止となりましたが、 初参加者も含めて記憶に残る初日でした。

作業前に全員で落石の恐れもある岩山の確認をし、 立ち入り禁止地区を設けることを決めました。

作業は竹藪の整理と作業道の造成から始めました。

 @竹藪整理 竹伐りのシーズンではないが、とっつきにあり枯れ竹・ 倒竹があまりにも多いため幾組かに分かれて作業をしたが限りなく あるなという感じで終了とした。 猪が地上に出る前の筍を食い散らかしており、 今年も人間様は食べれないなと思わされた。 またほだ木に植えたシイタケも次から次へと猿に食べられ、 味噌汁の具としては絶望とあきらめました。

 @作業道 雑山に向かい東の峰を横断する幹線道路?の作業です。 割り石が多く、 この季節で汗を流しての重労働でしたがかえって道も固まり、 獣道も利用して予想以上にはかどりました。 ネーミングはははそ道?。

 @ 窯開け 雑木の炭がまは責任者が急きょお休みとなってしまったため、 窯開けの楽しみは次回としました。

 剪定講習を受けたメンバーが特定の柚子の木を3〜 4年かけて面倒を見たいとの希望がありましたが大賛成です。

刺を気にしながら目の前で重たい梯子を抱えていると、 誰かしら声をかけ、手を貸し、結果大勢が剪定の技術を覚え、 樹形の整った柚子の木も増えていくまさに一石三鳥となるかもしれ ません。

 アフターファイブは11名が参加しました。皆さん元気!!です。

■初参加者感想文 藤田友里江

私が参加させていただいて感じたことは森に行って澄んだ空気を吸 ったためか、翌日とても肌が綺麗になった気がしました。 女性としてはとっても嬉しい発見でした。 また竹を切ったり蹴ったりした時の爽快感は最高でした。 蹴って竹が倒れていく所は本当に普段味わえない体験でした。 本当にいいストレス発散になるなぁと思いました。 一番気持ちが良かったのは焚き火があってそこで暖を取るのが気持 ち良かったです。気付いたら眠ってしまう位気持ち良かったです。 。 竹を頑張って切った後のあったかいお味噌汁もとっても美味しかっ たです。ぜひまた参加したいです。


こんなの落ちてきたら大変だよ


竹林整備をします


歩く道に危険がないように


竹1本分の道完成


あらら雨が降ってきた


餅をやいて・・・


餅豚汁っていうのかな!.

 
 
 
 
第61回 定例活動報告 「東の森(3月21日 第3日曜日)」
 

 

活動報告全体<大日向>

明け方まで続いた春嵐は凄かった。 中央線も運休で来れるのかと心配しましたが遅刻しながらも13名 が参加し、その執念・熱意には脱帽でした。

 途中大日影通りでは自治会員総出でで道の清掃をしてました。 基幹道路の補修には地区全員の結束が必要であるし、 また朝方は五日市線がストップしたため拝島駅までご主人を車で送 った夫人もおられ、 自然の猛威をもろに受ける山間部の厳しさを垣間見た感じでした。

 山の方では杉の木が5本も幹の途中から折れ、 ふもとの歌の上手な老婦人の家では大きなかりんの枝が折れてしま ったとの事です。 また倒れた樫の木は意外と根を張ってないなと思いました。 とくにひどかったのが今回整理を予定していた竹林です。 本来ならばしなやかに風と流すはずの幹が途中で裂かれ、 先端が地面にくっついた逆V字型の孟宗竹が累々、 風の通り道だったのかも知れません。

 作業は作業道作り(別記)とこの竹林整備とに分かれました。

 竹林整備   枯れ竹・倒竹・V 字竹の整理です。V字竹は先端が地面についているため跳ねたり、 倒れる方向の見極めが難しいため要注意です。また もともと杉・桧林に竹が侵入してきたため杉・桧の倒木、 欠損木も多く2台のチエンソーがフル稼働です。 比較的緩やかで広めの谷間ですので、 総勢9名が適度に間合いを取って黙々と動きました。 尾根筋からは時々突風の轟音?が聞こえます。

 一日が終わり、後ろを振り返りながら仲間の一人が「 今日は良くやったね」とつぶやいてました。 ここ数カ月は演習林で間伐作業をしてきましたが、 おおきな森で20本程度の間伐では倒す快感があっても景色がほと んど変わりません。荒れた山であればある程相対的に達成感・ 充実感が伴ってくると実感しました。

 次回はまた達成感を十分に味わえる森のボサ刈りです。 環境にもささやかに貢献しているのだとの自己満足の世界でもあり ます。

 

 

 

 

ははそ小道

清水圭司

東地区のさらに東の森の整備が三月から始まった。「 東の森のさらに東側の森」 といってもなんか変な言い方だねということからネーミングしよう ということになった。この盆堀では「東の峰」 と呼んでいるらしい。そこで地元の人にもわかる「東の峰」 ということになったが、 東の峰の一番
東側の森は素晴らしい広葉樹の森が広がっている。 全体的に見れば「峰」だが広葉樹の森をさす言葉としては「 ははその森」と会の中では呼ぼうということになった。「ははそ」 とは聞きなれない言葉だが「柞」と書いて「ははそ」。「木」を「 作る」という意味になるから里山再生にはぴったりかもしれない。 「柞」 は落葉樹のなかのクヌギやコナラなどを総称する
言葉で古くは古今 集にも・・・・

「秋霧は 今朝はな立ちそ佐保山の ははそもみぢ よそにても見む」

と歌われている。 そんな風情の響きのある名前の森への道づくりが始まった。

この森では杉や檜の針葉常緑樹の森では味わえない新緑、 紅葉が楽しめる美しい森だ。道づくり作業はこの日で二日目。 前回からいつもの○○組に新たな新人が加わった。見れば○○ 組の後継者として十分な風貌と体格。 この種の人力による土木工事の世界にはぴったりだ。
孫請けのオジサンも加わって作業開始。 前回の作業は斜面を崩せば全て石。 出来上がりの道を振り返れば本当の舗装道路の舗装前、 つまり砕石を敷いたような状態。 雨が降れば濡れて石が洗われてなかなかの風情。 竹林とマッチしてなかなかいい景色になった。 今日はその先
の工事。 朝までの春の嵐で杉が根元から倒れ道路をふさいでいる。 道具を運ぶ一輪車の行く手を阻む。 チェンソーを使って難なく撤去。 道路のサイズを通常の一般道に置き換えたら通行止めで、 テレビのニュースで報道されそうだ。 その先から道づくりの続きが始まった。 間伐を兼ねて木を切り倒し樹間の根元に置き土を崩す。 そしてこの繰り返し。振り返ると風情のある小道ができている。 この作業の良さはこの振り返ってみたときの満足感にある。 午後には料理長も加わって作業再開。すぐそこに「ははその森」 が見えているが土留めに使う伐採木がかかり木になりその処理に時 間を食ってしまった。 あと少しというところで時間が来て今日の作業は終了。 楽しみは次回持ち越し。この小道が開通すれば、 すでに開通している「竹のこみち」とつながり炭焼き用の伐採木・ 薪やシイタケのホダ木などを一輪車で簡単に基地まで運べることに なる。きっと一輪車も一台では足りないかもしれない。 そういうことをみこしてすれ違いのための待避場所も作った。 これからは距離をあらわす看板と途中の休憩用ベンチの作成も予定 。 発電機を一輪車で運んで素晴らしい森でのコヒーを味わうひととき を楽しむことも可能になった。五十年前の里山再生の第一歩を確実に進めるための今日の道づくり 作業でした。


師匠はついでに除伐も


道づくりはつづくよ


あら、いい顔してますね


つぎの施工予定地!


本当に歩きやすくなりましたヨ


強風で倒れたゆずの木


 
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