第49回 定例活動報告 「東の森(6月6日 第1土曜日)」
 
・ 参加者 20名
■総評(大日方会長)
  前日から雨降り、朝自宅(練馬)も雨、傘をさしての山行きは久しぶりと思いながら武蔵五日市に向かう。数人の欠席者があったが20名の参加となった。いつも駅でかち合う別な森林ボランティア団体は今日はお休み?某公共団体の主催する会も担当者が思案気味で空を眺めていました。雨も小降り、まあ何とかなるだろうとその辺は融通無碍の会である。

  途中 臨時活動として盆堀川に沿ってのぼさ刈りの地で下車し、姿を現した川の素晴らしい風景を堪能してもらう。先週 雨で順延となった地元の方による一斉清掃が行われて数人がぼさ刈りもしてくれたとのことで、目に見える社会貢献の結果が出たのだと自画自賛であった。

  霧にむせぶ盆堀風景もまた格別であるが、雨で濡れ滑りやすいのでチェンソウの作業は原則禁止とし、懸案の竹炭窯周辺の整理・土運び、物置の拡充、草刈り、間伐木のマーキング、竹割、雨がやんでからの欠損木の伐倒・整理等各自思い思いの作業をした。雨よけのシートの下で十分に煮込んだ具沢山のみそ汁はまた格別であった。

  森林整備も左側上部までぼさ刈りはほぼ終了、次回以降は除伐、秋から冬にかけてマーキングした木の間伐をして終了の目鼻がついた。

  盆堀川の景観保全活動の一環として川沿いのぼさ刈り実施の提案がなされ了解された。景観が見事になれば道行く人も楽しめるし、ごみの不法投棄が減るであろうと期待を込めての活動である。

  帰りは 高橋さんから採れたての大根をいただきご機嫌でした。

  また 夜の部は11名が集まり盛況でしたが、飲めない運転手さんすみませんでした。


■森林整備班(冨澤さん)
梅雨入りを思わす『霧雨・小雨』・・・
五日市線の車窓から望む盆堀の山あいは
『城山の鉄塔』すら見えない。

今日は『山作業はお休み』の様で全員炭窯の構築に懸かり始めた。
とりあえず焚き火の支度・・・
肉厚の杉の枯葉は濡れていても火が付きやすい。
割って芯を出した薪を寄せると、これまた着火。

『山仕事』の方は間伐の前作業(マーキング)をしよう
伐る樹に赤いテープを巻いてゆく。樹高もあり太いものもある。
午前は左半面の杉林を中間部まで実施し、午後は富田さんと二人で
右半面(杉)を処理し、上段(桧)を尾根上まで実施した
上段の左右部分は来月処理する予定である

【作業担当 富田、冨澤】


■炭焼きプロジェクト班(尾島さん)
  霧雨の中の駅前集合、東の森での朝礼時には雨は上がっていました。作業中、時に少々降って来ることもありましたが、一瞬陽が差してくることもあるような天気であまり作業に影響する事はありませんでした。

【窯の準備】
  既にドラム缶の下には大き目の石を敷き、左右、後方に土留め用の杭を打ち横木も入れてあったのですが、杭の位置がドラム缶から離れているのは大量の土を必要とします。そこで、大量の土運ぶのを避けようと言う事で、杭の位置を変え、ドラム缶の位置も掘り下げる事にしました。

・杭の片側4本だけを抜き、ドラム缶の設置位置を2.30センチ掘り下げ、
  改めて石を敷きドラム缶を置き水平を確認しました。
・掘り下げて地面が低くなったので新たに長い杭を準備して打ち込み、土留めの横木を入れました。
・煙突取り付け具合を確認しました。
  ドラム缶と煙突の接合部はパテを使った方が確実だろうということで、それを準備する予定です。
・基地前道路下の畑の土を窯覆い用の土として削り取り一箇所にまとめておきました。
・竹酢液取り用の竹、それを支える為の間伐材を運び込みました。

【竹炭材の準備】
  竹は運び下ろし、長さを切り揃えて保管しておいたのですが、汚れてカビの生えたものもありました。竹割り器はとても綺麗に割れるのですが、本当に細いものにしか使えません。そこで、鉈(なた)、鉞(まさかり)で試したのですが、重さに勝る鉞の方が有用でした。最初に竹の切り口に鉞の刃を当て竹を持って軽く下の木の台に打ち付けるか、刃を当ててからその頭を小槌で叩くと刃が竹に入ります。そして鉞を持ち上げ、竹の下方を木の台に打ち付けるようにすると殆どが気持ち良く割れます。一本を4〜6等分にして窯の脇に積みましたが、まだ足りないだろうとの事でした。更に焚き口の火を安定して燃焼させるには細い薪も必要との事で、それもある程度準備しました。

  次回、最終的な準備をして7月4日に初窯の予定です。


ソフト面の充実へ。


初釜に向けてせっせと・・・


山の中のテイカカズラ。


今日もおいしそうだなぁ〜


イキツケ!庄屋のお刺身。
 
 
 
 
第50回 定例活動報告 「中の森(6月21日 第3日曜日)」
 
・ 参加者 19名
■総評(大日方)
  傘をさして自宅(練馬)を出るが天気予報によると一日雨、でも岡部さん宅のビニールハウスがあるから何とかなるかなという気持ち、そん参加者が19名いたとは驚きである。しかも 五日市駅に着いたら雨もやみ、まさに「天は吾を見捨てず」の気持ちでした。

  今日は中の森の作業であるが雨上がりでチェンソウが使えないので、急きょ予定変更して盆堀川のぼさ刈りに変更する。また草野プロによる竹窯つくりも今日で仕上げの段階、物置きの拡張作業も清水土木と3チームに分かれての作業となった。

  また 待ちかまえていたかのように岡部さんから柚子畑の草刈りを頼まれ壮年2名が手をあげてくれました。雨で草刈りの状況ではないが、今回しないと一か月先、この作業が一番きつかったようです。おかげで岡部さん差し入れのみそ汁に反映し、おいしくいただきました。お二人さんご苦労様でした。梅さんからも枯れた柚子の木の伐倒を頼まれ誰かが簡単に処理してました。 臨機応変、融通無礙がこの会の特徴か。

  メンバーの一人が昼で早退しました。聞けば夕方帝国ホテルでの結婚式に参列するとのこと。昼は山奥で雨にうたれ、汗だらけ土まみれになりながら、夜は一転黒服にワイン?このギャップが面白いなと感じました。

  昼どき 雨音の響くビニールハウスで当会長老が新技術での炭化炭の事業化に着手したとの説明を受ける。森林の再生を目指す当会が、メンバーからこのような話を聞くということは嬉しいことである。進捗状況に合わせて出来る応援はしたいし、このページでも新製品の紹介もしたいなと思ったりしました。

  次回は竹窯の火入れ式。楽しみである。


■川筋斜面のぼさ刈り(後藤)
  地元自治会主導『川の景観整備』のお手伝い、その第2回目の作業でした。

  天気予報お姉さん泣かせの気まぐれ天気も、感心な我われに味方してくれたのか、ぼさ刈り班10名は合羽の内外グチョグチョになりながら終日斜面のぼさと格闘することができました。

  この斜面は不法投棄のゴミ、ゴミ、ゴミ、文字通り道路からの投げ捨てゴミですが、まずはぼさ刈りをしないとこのゴミは取り除けないのです。ゴミの量は前回と今回の範囲だけでも軽トラ2台分以上はありそうでした。

  地元の人曰く、「ぼんぼり川の清流はわたし達の宝もの」

  作業終了後、眼下には“千両万両の清流”が出現しました! まさにビフォー・アフターの世界、地元の宝という言葉が重みをもって迫ってきます。

  この斜面が杉林じゃなくて広葉樹の林であればな〜〜、東北のブナ林ともいい勝負できるかもしれないな〜と勝手に思ったりしました。

  ここのぼさ刈りはわたし達の達成感をくすぐり、自己満足感を充分に満たしてくれる作業でした。まだまだ続きます!


■炭焼きプロジェクト班(藤川)
  次回の定例活動日7月4日(土)は、初釜を迎えることができそうだ。当日朝、活動開始と共に火が入れられる状態にするのが、今日の作業目標である。まだ取り付けていなかった煙突を釜へ接続、そこへ木酢液を取るための仕掛けを設置、竹材を釜詰め、釜の蓋を取り付けて、釜に土をかける作業を行なった。

  主な作業員は3名。その他、随時、隣で物置小屋を作成しているメンバーに、助っ人や現場監督として力添えをいただく。まず、煙突の設置を試みる。煙突を通すための丸い穴をドラム缶釜に開けておいたが、実際に煙突を挿してみると穴が大きく安定しない。そこで、煙突の端にハサミでいくつも切り込みを入れタコの足状にしてみる。すると、切った部分が釜の内側でひっかかりどうやら良さそうだ。

  次に2メートル近い長さの太い竹を利用し、木酢液を取る仕掛け作りをする。木酢液は、炭を焼く時にでる煙を冷やして液体にしたものである。煙は上昇するにしたがって冷却され、液体となって煙突を通って落ちる仕掛けにする。これを採取すれば消臭・殺菌効果があると言われる竹酢液となる。ステンレス製の煙突を購入してもよいのだが、我々炭焼きプロジェクトのキーワードは「身近にあるものの有効利活用」。そこで森に生えていた竹を利用することになった。竹の煙突を作成するには、鉄の棒を上から下に勢いをつけて通せば良い、との事。鉄棒が移動したところは「ばりっ、ばりっ」と鳴って内側の節が取れる。材料だけでなく、知恵の「有効活用」も行なう。この竹に2本交差させた支柱を立てて、ちょうど煙突先端、煙が出てくる位置で斜めに固定する。

  さて、作業も大詰め。釜に竹材を詰め込む。釜いっぱい、なるべく隙間がないよう並べて入れる。ほぼいっぱいになったところで、材を金槌で叩きながらまだ入れる。もう一本も入れる隙間がない状態になったところで、釜の蓋をする。我々の釜は「設計ミス」で、ぴったりと蓋ができない。釘、針金、ブロック、土を旨く利用して蓋をすることになる。今日の活動は、蓋を仮止めし、釜が60%ぐらい埋まる程度に土かぶせて終了とした。蓋をする作業は、火入れ当日も行なわれ、泥を使ってより密閉する。


■物置小屋新築? 工事(清水)
  本来は中地区の作業の日なのだが、東地区での物置小屋新築作業が残っているので中地区から東地区に向かった。炭焼き釜の設置作業も佳境にはいってきたので、そのグループも一緒に向かう。といってもいつも一緒にいろいろな作業をする仲間だから物置小屋建設をしながら炭焼き釜設置を手伝う人もいることになる。ボッカのオッチャン (先日テレビのケンミンショーなる番組をみていたら大阪の人は「オッサン」というと気分を悪くするが「おっちゃん」というと結構嬉しいとのこと。ということでこれからはボッカのおっちゃんということにします) などは物置小屋を手伝ったり、炭焼窯設置を手伝ったりと忙しい。

  この日は柱の間伐材に波板を張り、中地区のおばあちゃんのところから持ってきた廃棄寸前のドアもついた。いつもの○○土建のグループと新たに加わった茶の湯のソーショー、そしてボッカのオッチャンの息のあった作業が進む。屋根は前回に出来上がっていたが、孟宗竹を半割にし、節をとり屋根の勾配に合わせ並べて上を向けて釘で固定したところに同じく半割竹をかぶせて固定していく方法をとった。あとで気がついたがスペイン瓦もこんな葺き方のようだ。降った雨はかぶせた竹にあたって下の竹の中を流れる構造である。今日の朝の雨にも十分効果を発揮して雨もりは一切なかった。現場にある材料を使ってできたことが嬉しい。将来的には杉やヒノキの間伐時に皮をむいて壁面を覆う材料などにしたらもっと素晴らしくなりそうだ。それまでは波板で我慢。

  最初の物置も手狭なのでそこから、動力機械などを除く工具や食器類などを、新たに購入したケースに入れ替え新築物置に移動準備。倉庫掃除かちょっとした引っ越しのような雰囲気も感じられ孫請けオジサンと料理をしない料理長がこの任にあたった。間伐材を敷いた床の上に、これも中地区のおばあちゃんのところから持ってきたコンパネを敷き、棚を作ってドアのカギを取り付ければ無事完成ということになる。

  以前70歳に達している先輩会員のために「殿堂入りの会」なるものをやったが今まで入るべき肝心の殿堂なるものがなかったが、これでめでたく殿堂(兼物置)なるものもできたことになる。我々の会ではどんな豪華なものより手作りでみんなが汗を流して作ったものがよりふさわしいと思われるし、こんな殿堂である方がかえって受賞者の皆さんに喜んでもらえるような気がする。そのうちに肖像画でもと・・・夢はつづく。



作業前の見るも無残なぼんぼり川域


ぼんぼり川の清掃とボサ刈り中


清掃とホサ刈り後の美しい姿


これで清流と胸張って言えます


炭焼き小屋に煙突を設置1


炭焼き小屋に煙突を設置2

 
 
Copyright 2010 ぼんぼり山の会. All Rights Reserved