第43回 定例活動報告 「東の森(3月7日 第1土曜日)」
 
・ 参加者 ??名
■総評(辻田さん)
  左側の杉人工林をゆず畑に転換するという高橋さんの意向を受けて前回に続き皆伐作業に入った。今日で作業の大半を終えるという方針の下6人ほどが手鋸とチェーンソーを駆使してほぼ目標の20本を伐倒、長さ4mの玉切と先端部分は杭用ということで1.8mにそろえる作業ももう少しで午後3時、次回に若干の作業を残すことになった。杉は初心者が鋸で切るにはちょうどの太さ。折角ここまで育った真っ直ぐな木を切り倒すのは何か申し訳ない気持ちが半分、でもここにゆずの幼木が植えられ、いずれたわわに実がなった光景を想像するのは楽しい気分が半分と複雑な気持ち。そしてこの50本ほどの杉が撒き散らす杉花粉を思うとこれでいいんだと参加者全員が納得の一日であった。

  右側の竹林に至る上部の除伐に残りの10名ほどが一日汗を流した。ここは急斜面に近く足場に気をつけながら間伐を交え一歩一歩手を入れていた。こういう作業はわれわれメンバーが得意とするところ。Before /Afterで見違えるほどの成果を成しえて参加者全員が心地よい疲労感を持って陣地に帰ってきた。手入れをした跡にこの春から新しい芽ふきが見られることを期待して。

  竹炭釜構築班4名は朝から高橋さん宅にお願いしていたドラム缶のふた部分のカットを拝見し、高橋さんのご協力に感謝、山では据付場所の土木工事(?)と竹林からの竹材料の搬出に精力的に汗を流した。午後3時には竹材の山が一山、そして据付場所の地ならしが完了、近いうちにここから煙が立ち上がりそして・・・・・・待望の竹炭が・・・・・と思うと心が躍る。指導員の草野さんよろしくお願いいたします。

■炭焼きプロジェクト班(藤川さん)
  前回から始まった炭焼きプロジェクト。今日は、力仕事で頼りになる男性会員へご協力をお願いし、炭の材となる竹を運び出し、窯設置場所の地ならし、囲い作り、土運び、サンプル炭作成などの成果が得られた。

  まず、竹運びの作業から。昨年、竹林整備を行った際に切り倒してある竹を利用するので、山中にたくさん横たわる竹の中から大きく、きれいで腐っていないものを選ぶ。山の中腹から歩道を利用し、数人で「流しそうめん」ならぬ、「流し竹」を行う。竹の表面はつるつるしているため、ぶつかり合いながら、斜面をするすると簡単に流れていく。なかなか豪快である。男性会員、子供に戻ったようにはしゃいでいる。今度、ぼんぼり名物「流し竹祭り」を企画してみようか。

  次に、すべり降りてきた竹を作業基地まで森の中運ぶ。しかし、直径20センチ以上、長さ2メートル以上のものは、中が空洞の竹であっても重い。肩に担いでも後部は引きずってしまう。「グォ〜ン、グォ〜ン」と地面を引きずる低音が竹の空洞に反響している。オーストラリア、アボリジニの楽器、ディジェリドゥの音色ようである。

  作業基地に運び込んだ竹をドラム缶釜の長さに合わせ、80センチくらいに切断する。数人で切ればあっと言う間に片付く。その間、アドバイザーは手馴れた様子で釜の設置場所の地ならしを行う。我々は、囲い用に細めの丸太を山から運び出す。杭を作って地面へ打ち込み、丸太で囲いも作る。あっという間に炭焼き場が出来上がった。

  ドラム缶釜で炭焼きをするには、空気を遮断するため、缶をなるべく密閉したほうが良いそうである。そこで、アドバイザーを先頭に山へ入って良質の粘土を探し、土採集作業にとりかかる。「こっちにある!」という声を追いかけ、ここほれ掘れワンワンと、大きなバケツに2杯、ネットリした土を集める。

  作業が一段落したところで「サンプル炭」のお披露目に立ちあった。小さな缶を開けると、きれいに形を残したままの、ゆずの刺、竹の破片などが炭になって出てきた。アドバイザーは、お昼休みに缶を密閉して30分ほど焚き火の中に入れ、取り出した後、土をかけて冷ましていた。竹に限らず、花や葉っぱも、炭にできそうだ。炭作りの楽しみ方と、遊び心を感じる。このプロジェクトもなんとか「形」になりそうだ。



いろんな木を炭にします


竹も炭焼きの材にします


皆伐のようす


手ノコで間伐に挑戦!


 
 
 
 
第44回 定例活動報告 「中の森(3月15日 第3日曜日)」
 
・ 参加者 24名
■総評(大日方会長)
  昨日の雨の天気と打って変わり快晴、暖かな日和となった 参加者24名、このところコンスタントに20名を越す参加者となっており、それだけ層が厚くなっている証拠と自画自賛である。中の森 今日からTKさん(1.5ha)、KSさん(0.5ha)計2haの森の整備の初日である。

  梅さん、数さんの森の整備が終わりご両人たちとの別れも辛いことから、荒れた森をこちらで探し、森林簿から所有者を割り出して地元の方から整備の件を持ち出していただき了解をもらった経由がある。

  このことからも・・・

  *所有者は当然のことながら山に入ってない、荒れていることすら知らない。
   ちなみにTSさんは町中に住んでおり、たまたま病院でお会いして了解をとったとのこと。
   またTKさんは病気がちで庭先を歩く程度、子供たちは皆家を出ている。
  *地元の方も 同様森に入ってないし、森の所有者が誰であるかもわかっていない。
   森林簿でようやく持ち主がわかる程度、まして境界も。
  *しかし 地元の方はぼんぼり山の会の2年間の実績を評価して仲介の労を取ってくれた。
  *所有者は 地元の方からの話で当会を信用して了承となった。

  当会が積極的に動き、提案すれば動きも出てくる。2年間積み重ねた信頼に答えたい気持ちである。一連の行為を 私は「提案型森林ボランティア」としたがいかがでしょうか。

  というわけで TKさんの森は尾根までびっしりと人工林であり、途中一回でも手が入ってれば良い森にと残念である。下部から幅広く除伐・ぼさ刈りで進み、女性群が大活躍(後藤リーダー)でした。 KSさんの森は幅狭く急峻、石が多く危険なので少人数で作業、立派な祠までの道を整備した。

  枝うちは2名が参加、材木のような枝がドスン、ドスンと落ちるさまは壮快であった。6本で今シーズンの終わりとする。

  梅さんからお爺さんが溜めた材を燃やすのを依頼された。80過ぎの方のご依頼は原則無条件に引き受けるので、これには2組の御夫婦が汗みどろで対応した。

  3本の棕櫚、柚子の木内の柿の木2本の伐採は家や柚子を傷つけないように森の中での作業よりも慎重に扱った。

  別記 2年間の総括を地区会館で行いました。役員は全員留任しましたが次回では大幅若返り(会長独断)が期待されます。地元住民との交流・応援ということで川沿いのぼさ刈りに有志で参加することを決めました。


■炭焼きプロジェクト班(尾島さん)
  前日の雨嵐とは打って変わって青空の花粉飛散(悲惨?)日和。しかし、『ぼんぼり山の会』には花粉症の人はそういない様子。日頃の免疫療法(?)の成果でしょう。

  竹炭焼きプロジェクトチームは中の森集合後、新しく購入した竹割り器、鉄筋を持ち徒歩で高橋さん方に向かいました。足元よりずっと下を流れる盆堀川のせせらぎの音がさわさわと聞こえます。覗くと木の間から川面が所々望め、きれいな水が流れています。深くなっているところは透明な緑色で、川底の石までも見えます。で、メンバーの一人は「夏になったら潜って魚を見よう」などと宣う!地元の情報によると、毎年ヤマメを放流しているとのことですから、それも含めた泳ぐ魚達を見るのは気持ちの良い事でしょう。

  今回の加工作業は電気が必要な為高橋さん宅を借りて行いました。

  【内容】
   @ドラム缶に煙突用の穴(円形)、焚き口一斗缶用の穴(方形)を開ける 
   A一斗缶を焚き口用に加工 
   B鉄筋を必要な長さに切る
   C加工したドラム缶を東の森まで運ぶ
   D竹割り器の試用

   高橋さん宅に到着した時、折悪しく高橋さんが不在でグラインダーの収納場所が分からず多少右往左往しましたが、作業開始。作業には鉛筆、メジャー、缶切り、釘等の普段あまり自己主張することのない道具達もなくてはならないものとして必要で、ちょっと目を見開かされた思いでした。ドラム缶の穴開け、鉄筋切断はグラインダーの刃を2枚使いましたが、両方ともきれいに出来ました。一斗缶の加工は切り離すべきでない所を切り離してしまったのですが、そこは双方に釘で穴を開けて針金で繋いで間に合わせました。

   高橋家の太い竹棒を借りて、加工を終えたドラム缶に通し二人で棒の端を担ぎ、他の一人は一斗缶他を持ち、東の森への入り口道端まで運びました。午後に上まで上げるべくそこに一時置いて昼食。

   午後は他に二人の加勢を得て、ドラム缶、一斗缶、戸板(炭焼きとは無関係)等を東の森基地まで運び上げました。竹割り器は口径12センチで、試した所太い竹が多く全てには使えないことが分かりましたが、それはそれで買いなおさなくても良いでしょうという事にしました。鉞使用の人力作戦で行こうということです。

   中の森へ戻る途中、集落の中は炭焼き道具に使えそうなものがあちこちにあることに気が付きました。斯くして、炭入れ袋×3、一斗缶予備×2、木酢液取り用竹の節抜きに使う長い鉄棒、ブロックを止める鉄棒×3を手に入れました。許可を得た事は勿論です。



炭焼き用のドラム缶を穴あけ


不要になったドアも活用!


伐採後の後片付け


地元の自治会館で総会です


 
 
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