・前日まで急に寒くなったり雨が降ったりの毎日だったが、この日はすがすがしい秋晴れの展開となり、気持ちの良い活動となった。
・計20名の参加のうち、いつもの顔ぶれに加えて、先月初参加だった人がまた顔を見せてくれたり、仲間が仲間を呼んで新しい参加者を連れてきてくれたりと、嬉しい限り。
・この日の活動は、先月に引き続き、竹林の除伐作業、竹林近隣または竹林の中に植林されている杉檜の除伐、枯れ枝木の焼却処理、道作り班に分かれて作業を行った。
・竹林除伐・除伐班; 報告 佐伯
・参加者のうち一番多い人数が竹林除伐作業を行った。(多分8人位)
・先月も除伐しており、倒した竹が横並びに整理されているのが確認できるが、それより、まだまだ切るべき竹の数のほうがぐんと多く、今日やっても終わらないだろうなぁと容易に思えるほど。
・尾根に向かって山を見上げても竹林の地域が伸びており、残念な侵食の様子が目の前にせまっている。
・竹も木と同じように、受口、追い口を作って倒していくのだが、そこまでは早い。しかし
倒れる時からが勝負。上部で生い茂る葉が邪魔をしてすんなり倒れてくれないからだ。
・とはいえ、2回目の作業を終え、景色が広がり、作業前との景色の差がわかるようになった。
・除伐;
・除伐作業の面々も竹林に入り、竹林の中に入り、杉檜の除伐をしていった。
・本当ならここは杉檜の林だったはずだが、竹の勢いに負け、成長できないまま死んでしまった細い木や、曲り木だらけだった。
・しかし、境界木と思われる杉は、直径60cm位あって、なんとも立派であった。おそら
く、周囲の植林木よりも前から植えてあったに違いない。樹齢何年だろうか。
・さて、除伐。竹林除伐の人もいる中で行うので声かけはいつもより慎重に。追い口を入れる前に、大声を出して倒す方向にいる人に逃げてもらう。
だが、せっかく逃げてもらったのに、竹の葉や、倒す木の枝が邪魔して全然倒れてくれない。
檜なんか特に枝が協力についたままだから余計だ。
・上部は、込み合った竹の葉、木が倒れるのを邪魔する曲がった竹、上の方だけ立派に枝葉をつけている杉、お化けのようにうじゃうじゃ枝をつけてる檜、
もちろん杉も檜も曲がり木あり。もう上はなんだかわからないような感じだった。
・ロープを使って一本一本処理をして行き、集中して行ったエリアは見事にいい意味でスカスカになった。
・道路整備班; 報告 清水
・竹林整備が始まると共に、その場所までの道づくりが始まった。施工業者はいつもながらの○○組。道路建設には「早くて、安くて、うまくて」と三拍子揃ったファーストフードのようなグループだ。そんな組だから,会も重宝に使っている。おまけにノーテンキなのか、請求も一切してこない。ボランティアの鏡のようだ。近頃、本人たちは当会の道路族を自称しているらしい。ちょっと品のいい道路族だ。作業はいつもの縦社会三人組。しかし下請のシャチョーが基地周りの草刈りを依頼され、喜んでそっちに行ってしまった。やむを得ず、元請けシャチョーと孫請けのオジサンの二人の作業となった。これで孫請けオジサンは下請けに昇格。必然的に下請けシャチョーは孫請けに格下げとなった。竹林の旧道までは基地から東に向かって,ほとんどの高低差もなく木々の間をカーブしながら約80メートル。二人で、捨てられている間伐材を集め,樹木の根元に並べ、斜面の土を崩す。そうして踏み固める。
あっという間に新道ができていく。木々の間隔より短い間伐材は頭の部分をチェンソーで半分に切り落とし、もう一本の間伐材も同じように切り落としそれを組み合わせる。そのうえ、火うちカスガイを打ち込む。隠れたところにも丁寧な仕事をする○○組ならではのものだ。
午前中だけで目標の半分くらい進んだ。午後から再スタート。草刈りを終えた孫請けシャチョーも加わり更に道路は延びる。一人増えると間伐材丸太を運ぶのも楽になり飛躍的に作業は進む。いつもながらの料理長と炊事班のオニイチャンが助っ人で参加。総勢5人。ボッカのオッサンは最後に登場。口だけの応援だがこれがさらに作業効率を高める。こういう非近代的な作業には人海戦術が一番効果的。もう少しというところで時間切れ。でも全行程の80パーセント以上が完成。次回は旧道とドッキングの予定。振り返ってみれば獣道のようだったところに見事な作業道ができている。西側の竹林の入口付近から総延長250メートル
くらいの平坦な道ができたことになる。「線路は続く、どこまでも」ではなく「道路は続く
どこまでも」という感じだ。中地区から旧道を通り東地区基地経由竹林までの回遊路も完成目前である。ぼんぼりに今までになかった新しい周遊路ができたことになる。次回は道の命名と開通式の予定。テープカットの人選とお神酒の用意が必要かな?。
・火回り班; 報告 山本
火を扱うには、少し、草が伸び過ぎてる。そこで、土木班員への依頼「ちょっとさ、(基地エリアの)草刈ってくんない?」「そうだね、伸びてるね。じゃ、草刈るか。」と刈払い機登場。ここでも、ツーカーだ。但し、土木班からお許し?の出た人員レンタルは、11時目安。さて、終わるかな。
まずは、火回りから刈り出す。刈払い機も唸りながら、パワー全開。でも、結構な高さにまで成長してるんだ、草もね。草も生きてる?手強いヤツだ。だんだん、地面の色も見えて来て作業もし易くなってきた。気温は下がってきても、やっぱり火の回りは熱い、熱い。火傷に気をつけて、枯れ枝処分。地味な作業でも、これもまた無くてはならない作業のひとつ。この場を借りて・・・其々の力が、この会の原動力!
・少しだけ昼食班も; 報告 山本
今日は、少し、材料を買い過ぎた。でもって、皮を剥く手間があるジャガイモなんかも買っちゃったりして。気合を入れないと、みんなの昼食に間に合わない!!! 朝礼後、即取り掛かる。「今日は、やけに材料の量が多いなあ。具ばっかりだな」まずいぞ、配分間違えた。「でも、いいじゃん、具沢山汁物でお腹一杯になるよ」とフォローの声も。この優しさに涙して、汁物にも塩分増量・・・ウソです、増えてません。
切るだけ担当後は、火回り班から料理(昼食)班へヘッドハンティング。味付けは頼んだぞ。
味見後談:美味しかったです。
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