第32回定例活動の報告・中の森  (8月17日 第三日曜日)
 
・参加者 18 名
・朝からどんよりした曇り空、天気予報もあまりかんばしくないようだ。このところ天気
が安定していない。しょっちゅう各地に大雨洪水警報が出されている。なんだか南国のスコールをようだ。これはやはり地球温暖化の影響か?。考えてばかりでは仕方がない。小さなことでもいいからエネルギーの消費を減らすことを実行しなければならないと思うが。我が家では冷房はあまり使わないが、使う場合は設定を30℃にし扇風機を併用している。
これでも十分過ごせる。これはほんの一例と思いますが…
・電車が八王子駅を出る頃から窓ガラスに水滴が見られるようになり通行人は傘をさしている…、にわか雨ならいいなと期待を込めて眺めていたが止む気配がないまま終着駅まで着いてしまった。川遊びに来たと思われる大勢の若者達も困惑している様子。雨が強くなるようだったらその時点で作業の中止も考慮することにし活動拠点に向かう。今日の活動にはぼんぼり畑の会で活動している若者が森の整備活動もしてみたいとの希望で参加している。
・小雨が降り続いているためビニールハウスをお借りして朝のミーティング。今日の作業としては森林整備は雨の様子を見ながら注意して行なうこと、山主さんから申しいれがあった道具の置場所の移動、柚子の剪定枝の焼却処分などを行なう。
・森林整備: 小雨は依然として続いているがとりあえず午前中は注意しながら作業を行なうことにし、除伐隊3組とボサ刈隊に分かれて森に入る。除伐隊は下部、ボサ刈隊は上部とに分かれて作業に取り掛かる。ボサ刈のため斜面を上っていくともやがかかって近くで作業する仲間達の姿もかすんで見える。この時期の作業は晴れていれば汗によって濡れるのだが、今日は雨と葉から落ちてくる水滴で濡れる、どちらでも濡れることには変わりはないが!!
・除伐はかかり木との戦い。樹と樹の間隔が狭い上樹高が高いのだから当然といえるが。
伐採、除伐後の玉切処理、倒木の処理なども併せて行い、今日の成果は約60本。
・雨が小降りになったので昼食後引き続き作業を続行、「雨でも休みません」の一日を終えた。
・道具小屋の整備;                      報告 清水
・「(地元の)おばあちゃん宅に落雷」の緊急メール。「こりゃ大変」とばかりにインパクトドリルや丸ノコを持参した○○組シャチョー。下請けのシャチョーや孫請けのオジサンは
いつもながらの丸腰。きっと落雷後の片付けでもと考えていたらしい。片づけて初めて大工道具が役立つのに・・・。この辺のところが若干の・・・????
・ところがこの道具が役に立ったのだ。雷被害の影響から道具を置かしてもらっている物置から別の物置に移動することになった。おばあちゃん曰く「こっちの物置を使いなさいよ。おじいさんが何でもかんでも残しておく人だったから板もあるし、いらないものは燃やしちゃっていいから。いい場所になるよ」と。そこで大工道具が役立つことになった。
それみたことかと元請けシャチョーの鼻は高くなる。早速作業。作業員はいつもの縦社会三人組。そして炊事班のオニイチャンや茶の湯のソーショーも加わって不要物の搬出。ときどきボッカのオッサンのひやかしなどがあったが、それでも作業は進む。いらないものは火燃し班により焼却処分。下請けシャチョーがきれいに床を掃除。棚つくりに必要な板や角材も十分にある。一人が切って、一人が押さえて、一人が打ち込む。あうんの呼吸で3メー強位の2段の棚が完成。黒光りしている母屋で使っていたという板の引き戸で隣のスペースとの間の境を作る。何やらここだけ見れば今はやりの古民家風。そこに抜き板を2段に貼ってヘルメット掛け。22個のヘルメットや命綱が整然と並ぶとなかなかのもの。
さらに工夫が・・・。畳大の板を利用して簡単に取り外し可能な雨戸を造作。ちょっと
見には取り外せるようには見えない。まるでテレビ番組の「ビフォー&アフター」のナ
レーターのように「なんということでしょう~」の一言が出そうだ。その下には不要の雨
戸をキチンとまとめて倒れないように支えを作りそのうえに板を流してチェンソーなどを
整備する作業台も完成。「うまくつくったね〜」おばあちゃんは目をパチクリ。完成した
があまりに広すぎて、おくべき道具が少ないのが欠点。しかしこれからさらに整備すればここで会議も、いや、宿泊もと夢は広がる。
・今日はそこまでできなかったが、雷のほか雹(ひょう)の被害もあった。おばあちゃん宅
の母屋横の屋根に何か所も穴が開いた。孫請けのオジサンが抜け目なく宣伝して屋根修理の仕事を受注してきた。聞くところによると元請けのシャチョーがこういう修理は大得意と言って売り込んだらしい。たぶん屋根に上って修理するのは元請けのシャチョー。地上で指図するのは孫請けのオジサンという構図。これつてまさに下剋上? とにもかくにも雨にも濡れず風にも当たらず埃高き作業のできた1日でした。



柚子の実が少ない、
今年は不作か?


雨、ビニルハウスで朝礼


チェンソーによる除伐


もやの向こう、ボサ刈の姿が見える


道具小屋の整備


雨の中、剪定枝の処理

 
 
 
 
第31回定例活動の報告・東の森  (8月2日 第一土曜日)
 
・参加者 18 名
・夏休み真っ最中。曇りがちではあるが陽射しもこぼれて朝から蒸し暑い。午後からは大気が不安定、雷雨があるかもとの予報。降ってくれれば涼しくなってありがたいが作業中は降らないで欲しい…虫のよい願いだが。
・今日の活動にはインターネットで検索、当会のホームページを見て2人の中学正が参加する。”ボランテイア体験をし、そのレポートを提出すること”という 学校の夏休みの課題を果たすためという。中学生だけの参加は初めてだ。参加の動機などを詳しく聞いた上で希望に沿った活動を体験させてあげたいものだ。
・今日は、ボサ刈、除伐、倒木の片付けなどの森林整備、作業道作りなどを中心に作業に取組む。
・新米(?)チェンソー班;                  報告 佐伯
・作業する前からすでに汗びしょという状況の中、1か月前に新しく導入して頂いたチェ ーンソーで、私たち女性2人、いよいよ本日より作業開始となった。
・わくわくドキドキ・・・・まずはガソリンのオイルのチェック。
・え〜と、蓋は・・・?あれどこだっけ??
・2人しゃがみ込んでチェーンソーのあちこちを見まわす。
・…あ、あったあった。いやはや、なんともたどたどしい始末。
・なんとなく周囲の視線が集まっている気がする。
・いや、気がするんじゃなくて実際集まっていて、みんなニヤニヤしてる。
・「忘れちゃったんだじゃないの〜?」ってニヤニヤ言う!
・「そんなことないですよー」ととりあえずは言ったが、実は結構記憶が薄れていた!!
・これで燃料はよし。さて、エンジン始動までの準備。
・燃料ポンプをぷにゅぷにゅっと数回押して、始動スロットル位置を確認、
・チョークを開く、確か先月習った通りのはず。随分時間かかったが、
・さあこれで、やっとエンジン始動の時まできた。
・勢いよくヒモをひっぱった。
・ブロロロロ・・・・・・。ん、後が続かない。もういっちょ。ブロロロロ・・・。
・あれおかしいな。それじゃもう一回、ブロロロロ・・・・。
・エンジンがかからない!なんでなんで?!私達の何が間違っているの?
・みんなもう作業に山に入っちゃって周囲に人もいない。
・そこへ一人たまたま近くにいたベテランおじさん登場でエンジンのひもをひいてもらった
・ブロロロロ・・・。やっぱり駄目か。
・よし、マニュアルだ。相方に読んでもらう。どうも燃料ポンプの油が多いせいでエンジ ンがかからないっぽい。そしてこういう時は2,30分放置しておくのがいいらしい。 本当にそれが原因なのか確かではないが、しかたなく、正式に土の上にチェーンソーを 置いた。
  他のみんなは山の中。そして私たちは途方に暮れる!たくさんの蝉の鳴き声だけの世界。
  目下では、昼の汁ものの支度をしてくれているメンバー2人が汗を流していた。
・「私らも、野菜でも切りますか!!」
・そうこうしている間に時間もたち、エンジンをかけてみた。
・「ブロンブロンブロンブロン〜〜」「やったーかかったぁ(涙)!!」
  というわけで、やっとエンジンも無事かかり、やっと作業に入れる。
・この日は、このチェーンソーに慣れるためと練習も兼ねて、集合場所右手のボサ後と手 鋸間伐の切り倒しエリアを、交代しながら玉切りをしまくり片付け作業をした。
・やはりここでも、チェーンソーのバーがよく木に噛まれ、そんな簡単に作業が進んだわ けでないのは言うまでもないだろう。
  作業後も自分達だけで行った目立ては、3週目の作業までにチェーンソー親方からチェ ックしてもらうので、うまくできているかとうかはまた次の話として、
・この日は、すごく暑かったせいもあるが、疲れたなぁ〜〜。
・新米チェーンソー班のてんてこまい劇はこれからも続く・・・・。
・作業道作り;                       報告 清水
・2ケ月振りの道路づくりが始まった。「愛称土木班○○組」。今回は3名の作業員。作業員とはいっても一人は元請けのシャチョー、そして下請のシャチョー、3人目は孫請けのオジサン。シャチョーといってもみんなひとりだけの零細企業。寄せ集め。そして発注者は資金に乏しいボランティア団体。そのあおりで賃金不払いが続く。それにもめげず意気に感じて汗を流す。そんな作業員の気持ちが尊い(自画自賛 ?)。 そんな冗談を言い合っていつも作業をするので気持ちはピッタリ。本心はわからないけれど。スコップ、ノコギリ、カケヤ、ツルハシ、そして熊手。
・「オカッチャンノタメナラエンャコーラ」という掛声にぴったりの道具をもって道路延長作業に臨む。唯一近代的な道具といえばチェンソー。階段づくりの間伐材丸太を切るには抜群の能力発揮。スコップで斜面を切り取り、そこに丸太を充てる。やや太い枝を切って杭をつくり、カケヤで丸太の上部まで打ち込み、土をならし踏み固める。一段できるとまた一段。そんなことの繰り返し。横道の部分が来ると長い丸太を並べて、土をならし、60センチくらいの幅の道とする。そして熊手で掃き清める。そうすると急に山の小路らしく見えてくる。これで距離は稼げた。
・捨てられた間伐材も階段に使われて周囲も整理されていく。午後からの作業も同じことの繰り返し。かなり太い丸太で一気に急斜面に階段を作る。こうして高さを稼ぐ。なにしろ現場監督なんていないのだから作業員のやりたい放題。気分によって道を曲げたりしてその場でのデザイン。図面など一切ないのだから全くの現場主義。それでも振り返ると素晴らしい山の小路が出来上がっている。この満足感がなんとも言えないらしい。
・午後の途中。作業員のおじさんがトイレに行ってくるといってそのまま脱走。元請け、下請けのシャチョーはそれでも笑顔。自分からの脱走で賃金の不払いを責められなくなった安堵感のようだ。抜かりなく臨時の炊事班のオニイチャンと力持ちのボッカのオッサンを、甘言を弄して雇い入れた。この臨時派遣作業員の活躍もあって、この日の成果は高さにして約10メートル、距離にして60メートル。終礼の発表で元請けのシャチョーの鼻がいつもよりやや高く感じられたようだ。
ちなみに、この日の終礼の司会は、こともあろうに、あの脱走した孫請けのオジサンだった。
・ボランティア体験; 中学生達はボサ刈と除伐を体験した。まずは資料に基いて リーダーから 「なぜ森を守ることが大切なのか」、「森林整備の作業はどんなことをするのか」などの説明をを受けた後ボサ刈を体験、午後からは当会の大ベテランの指導の下に手鋸を使って除伐を及び玉切、後片づけを体験。その指導の手厳しさには定評のあるリーダーの叱咤激励にもめげず目一杯頑張っていた。さすがに若い、疲れ知らず・・・、
・そして終りのミーテイングではおじさん達に素晴らしい感想を聞かせてくれた。
  N君;「森の中で作業することがとても楽しいことだと感じることができました。また
     学校の休みを利用して参加したい」
K君;「森のことなど勉強になった。疲れたけど少し大人に近づけた気がする」
  ご苦労様。いいレポートが書けること期待してます。




この花の名前は?


ボサ刈体験、現場で説明を聞く


チェンソーによる除伐


新チェンソー


二人で力を合わせて玉切


林床保護に一役、作業道を


参加の記念に


看板ができた

 
 
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