第22回定例活動の報告  (3月16日 第三日曜日 )
 
・参加者 22 名
・春の訪れを待ちかねたように大勢のハイカーが乗り合わせている。花粉を除けば快適な活動ができるシーズンの到来。梅をはじめ沢山の花々が咲着始めた。次回に来るときは桜の花が待っていてくれるかも。
・今日は、全員が前回下見した中井地区のおばあちゃんの森の整備にあたる。「柚子の畑の日当りを好くしてほしい」というおばあちゃんの要望を受け、柚子畑の上部にあるヒノキ林の枝打ちと更にその奥に広がるスギ林のボサ刈に取組む。
・まず最初に全員がスギ林の入り口近くにある「祠」にお参り。お神酒などお供え物を備え、仲間の祝詞にあわせ山に入る許しを請い、作業の安全を祈願した。
・除伐班; 報告 藤川
・今日は初めて入る中地区にある山での作業である。今後、間伐と除伐作業をするために邪魔となる雑木を取り除くのだが、目に見えるのは、青木ばかり。青木の名の由来は、一年中、葉が青いことから来ているらしい。この木は、日本が原産で、北海道南部から沖縄まで日本中に生えているそうである。家の庭先に植えているお宅も多いので町中でも見かけるが、日陰を好み、乾燥に弱いため、植林された山ではどこにでも生えるお馴染みさんである。冬場には赤い実をつけ、かわいらしい。しかし、今日の作業目的は、この青木退治である。
・数人で山へ入るが、青々と密集している木々に人が隠れてしまう。前方にある背の高い青木群集の中から「くしょ?ん」、と大きなくしゃみの音だけが聞こえてくる。涙と鼻水と戦いながらも、花粉症に負けず完全防備(をしたつもり)で杉林へボランティアに来る仲間には頭が下がる。植物図鑑などには、青木の樹高は2mとあるが、それ以上のもの、枝や葉が上部で立派に発達した幹の太いものが多く見られる。幹の両端からのこぎりで切り込みを入れて倒せる程の太さとなっている。いつもは、鉈でさっと取り除くため、「青木ごとき」と粗雑に伐採をしていたら、倒れた際の跳ね返りが危うく顔に当りそうになった。なかなか、青木も手強い。
・午前、午後と春らしい天気の中、気持ちよく作業が進む。青木を倒した箇所は、日ざしが差し込み、明るい森になってくる。作業成果がこれほどすぐ、はっきりと出るのは嬉しいものである。
・枝打ち班; 報告 金児
・いつもは活動基地周辺で物作りを行なっているメンバーが中心となって枝打ちの作業に取組んだ。3脚の梯子の他、「木登り君?」や伸縮ポールの先に薙刀のような形をした鋸の刃がついた新兵器まで登場。ここのメンバーの方達はいろいろ研究されているんですね。
ここのヒノキは幹が細い物が多く梯子に登って作業している仲間の体も木と一緒に揺れている。ちょっと高所恐怖症の者にとっては苦手…。初めて木登り君を体験した仲間は、コツが掴めれば梯子より楽かもといっている。尚、履物は地下足袋のような物の方が合っているそうです。一方、柄の長い鋸の方は上に持ち上げながらの作業となるため、その重さが問題になるようです。
・今日一日の作業で枝打ちはほぼ終了し、林床にも日ざしが入るようになり明るくすっきりした姿に生まれ変わり、その成果は歴然として気持ちがよい。
また、ヒノキ林の上部のボサ刈も進んだ結果、ヒノキ林越に奥の森の様子が望まれるようになった。
・まだ、このヒノキ林には除伐した方がよい幹が二股になっているものなどがあるが、山主さんの希望もあり、今回は除伐しないことにし、今後の話し合いで決めることにした。

・作業もせずに、地元の方との話が弾む・・・「神様がやって来た」。  報告 山本

「ぼんぼり山便り」を持って行った時、自家製の梅干や漬物の作り方を聞きながら、何て事無く、雑談が始まった。相手してくれたのは、今回、作業するの山の持ち主。
(あ…前回の活動報告でね、82歳って表記されてたけど、実は、84歳なんだって。「若く書かれてるから、いいんだよ」って。お茶目ですね。)
「(私たちの活動日の昼食にあわせて)みんなでな、味噌汁でも作ろうかって言ってたんだけどよ、気遣いは要らないっていうからな、漬物とか梅干なら、食べてもらえるかと思ってよ」そんな心遣いを嬉しく思う。沢山頂いた梅干、みんなで分けちゃったって話をしたら「来年も漬けといてやるからよ」って。
・山の中の作業とは別に、中腹の枝垂れ桜の側にあるシュロの木の切り倒しの依頼があった。せっかく綺麗に咲く桜、シュロの木が邪魔して、蔓が這ってしまっていたそうだ。ずっと気になっていたんだって。倒した事を確認すると「今年はな、綺麗に咲くよ」って、すごく嬉しそうだった。
体力的な事もあってか山の作業が出来なくなってるから、ぼんぼり山の会のメンバーが作業に入る事は、すごく助かるんだって。「まさかよ、ボランティアで山作業するなんてそんな人達がよく居たもんだ。神様がやって来たって思ったよ」「ほんとにありがたいよ」とか何度も言われちゃって、ただただ恐縮です。←作業サボってしゃべってた私が聞くのは、作業中のメンバーに申し訳ないけど、みなさんに今此処でお伝えしますね。
そこで、聞いてみた。「見ず知らずの人間が、何人もやって来て、怖くないの?」と。
いくら新年会で顔合わせしたからと言っても、ねぇ・・・と思っていたしね。で、回答は「賑やかでいいよ。親戚が来たみてえなもんだ」。顔合わせもあったし、紹介してくれた柚子組合のまとめ役の方の信用信頼もあるから、怖くないらしいよ、ぼんぼり山の会のメンバーは。私達、神様だ!
  帰りは「小松菜、畑にあるからな、取っておいてやるから、持ってけ」って、バケツいっぱい頂いた。で、ご近所からは、庭に生息しているふきのとうをその場で頂き、また、ふきのとうの味噌和えを頂き・・・帰りの一杯会に華が添えられた。

・終わりのミーティングから;
(1)森の呼び名;従来の活動地:「東の森」と表すこととする(盆堀東平から)
           中井地区:「中の森」と表すこととする。
(2)4月5日(第一土曜日の活動;東の森
(3)4月第三日曜日の活動;4月19日(第三土曜日)に振り替えて、中の森で行う。終わ   ってから旅行に出発する。


安全を祈願


   木登り君を使って枝打ち


枝打ちから


新兵器登場


枝打ちを終えて、すっきり


ボサ刈の様子


花粉対策? その効果は?


チェンソーを用いて倒木

 
 
 
 
第21回定例活動の報告  (3月1日 第一土曜日)
 
・参加者 18 名
・寒さが去りすっかり暖かくなってきた。その反面、花粉症の者にとってはつらい季節の到来、しかも今年は非常に多いという、憂鬱…。それでも山に来るのは「楽しいし、癒されるから止められない」。どちらが勝るかによって決めるんでしょうね。今日は、いつもの森の整備の他、新たに整備の要望があった中井地区の山の視察、椎茸のコマ打ちなどを行なう。朝礼の後、いつもの森の整備を行なうグループと中井地区の下見のグループに分かれて活動開始。
・中井地区の山の視察から; 報告 佐伯
・前回からの予定で、午前中は中地区にある依頼のあったおばあちゃんの山の下見に行った。集合場所からは、集落の畑や斜面の合間にある細い小道を西方に抜けて行く。空気こそはまだ冷たいが、お日様が良く当たり、なんとなく春の匂いを感じさせる。
・現地付近では、新年会以来の知り合いとなった地元の人達が出迎えてくれて、なんとまた、お昼の用意をしてくれていると聞き、下地区で炊き出しをしてくれているメンバーに慌ててストップをかけた。山主のおばあちゃんは、御歳82歳。毛糸の帽子がよく似合う。ひざを悪くしているため、手をつないで、おしゃべりしながら、おばあちゃんの山へゆっくりゆっくり入っていく。
・「私たちのお昼の用意は大変だからいいよ」、と言うと、「みんなが来てくれるのが楽しみでしょうがないんだよ」と嬉しそうに言ってくれた。柚畑を抜けて登場した山はまさに手の入っていない荒れた暗い森。もうそれは、見ただけで、”早くここもやりたい”と武者震いがするほど!
・ここも昔は畑だったが、10数年前、亡くなったおじいさんがヒノキを植えたそうだ。山の上部は昔から山として存在しており、おじいさんが若い頃は山に入っていたそうだ。
おばあちゃんがお嫁に来た頃は、畑の脇から水が出ており、生活水は、毎度ここへ汲みに来たそうである。畑も山も道も、何もかもが斜面で、斜面を行ったり来たりしてあっという間に一日が終わってしまい、そのせいか今ひざにきてしまったのだとこぼすのだけれど、そんなおばあちゃんの人なりというか、雰囲気というかが、本当にかわいらくして仕方がない。
・おじいさんがヒノキを植えてから、そこから水がでなくなったというが、原因はよくわからない。それで、そのヒノキのほとんどが男の人の手が片手でつかめる程の太さしかない。たまに直径15cm位あるのがあり、同時に植えたというが、ずいぶん育ちに差がある。男性陣がさらに山の上部へ入っていくのが見えたが、木が生い茂ってすぐに姿が見えなくなってしまうほど荒れていた。
・どこからか、「おばあちゃ〜ん、こっちにある道のどこまでがおばあちゃんの山?」という大きな声に、おばあちゃんも一生懸命大きな声で答える。今日は下見で来たはずだったが、やはり私たちは森林ボランティア。おばあちゃんが「前は私もなんとか一人でやろうと山に入ったけど、とてもやりきれなくて止めちゃったんだよ。だからそんなに
やらなくたっていいんだよぅ大変だから」
・そうこうしているうちに、男性陣も作業闘志が沸いたようだ。 どこからともなく作業している”わさわさ”、という音が聞こえてくる!、「もうみんなやりたくてうずうずしているみたい!」
「私たちは、こういう活動がしたくて集まったメンバーなんですよ」と伝えると、「こんな大変な作業に、タダでやってくれる人達がいるなんて、信じられないし、もう本当に、嬉しいよう〜」といきなり両手で顔を覆った。え?うそ?おばあちゃん泣いちゃった???いやーもうなんてかわいいんでしょう。負けましたおばあちゃんに...。
・下見を終えて降りてくると、今度は先月昼食に使わせてもらったビニールハウスの持ち主さんが待ち構えていて(!)。この間の強風で飛んでしまったビニールハウスの修繕作業のお手伝いをした。「これが終われば、ここでお昼がまた食べられますから」。ニコニコして言う持ち主さんからは、計画的な仕掛けが思いきり感じられたが(!)
・この日もやや風があり、ビニールハウスに風が入ると、手でつかんで抑えていたビニールごと体が宙に浮いてしまいそうになり、これはとても一人ではできない、彼が私たちを待っている理由がわかったと、皆思ったはずである。
・作業が終わり、集合場所にいるメンバーとも合流して、おばあちゃんやご近所さんやこさえてくれたお赤飯と、特製の煮込みうどんがやってきた。前回同様、すべて完食!ごちそうさまでした。
・さて、午後はひきつづき下地区の森林整備へ。と、その前に、今日は清水組がシイタケのコマ打ちをやっていたので、
ちょっとだけやらせてもらい、その後、残り時間は手ノコで細い木の間伐をして
今日の作業は終了した。
今日は、雛祭りのイヴイヴ。白酒と雛あられを飾って季節感を。ぼんぼり地区の作業だけあって、雛祭りのぼんぼり飾りを意識しちゃったりして。白酒は、もちろんお子様用ノンアルコール・・・作業に支障が出ちゃうからね。
・炊事班 報告 山本
・さて、そろそろお味噌汁ものにも飽きてきた???で、具材は、ほとんど変わらないけど、洋風に仕上げてみようと「ポトフもどき」。前回は具が少なめで、具分けに制限(豆腐は2つまで、とか)があったらしいから、今回は、たっぷり具沢山だ。で、具にちょこっとイタズラも。人参・大根をね、桜や梅の花の型抜きをしてみました。桃の節句で、春近し・・・ですからね。花の型抜きされた野菜が入ったら、貴方はツイテるわよん。←結構な量が型抜きされてるから、ほとんどの人がツイテるはず(笑。
  そんな準備をしていると、中地区エリアの山歩き・作業をしているメンバーから連絡が入る。「地元の方がお昼の準備をしてくれているよ」と。嬉しく思いながらも、はてさて、用意した具材をどうしたものか。「じゃ、ポトフ(もどき)は、帰りの飲み会にスライドさせる事にして、下味つけておこう。」さすが、料理長!無駄にする事無く、花型の野菜たちも一安心。下味付けと言いながら、なかなかどうして、まんざらでもないお味。味見してたらお腹いっぱいになっちゃった(苦笑。
  ※帰りの飲み会に参加したメンバーに、どんぶり一杯食べさせて、完食だ。
・基地エリア
・午前中の基地エリアは、中地区の作業に向かうメンバーを見送った後、少人数ながら柚子の枯れ枝の処分。「昨年の夏は、良くやったよねぇ、あの暑い中。」そんな会話をしつつ「今年の夏は、止めておこうか・・・キツイだろうね。」と。風が無く、晴れた日は、もう火の側は、熱いんだ。それでも、少しずつ少しずつ、枯れ枝は減ってる。地道な作業ながら、この作業力が無きゃ、だめなんだ。
・差し入れ昼食にお腹も満たされ、午後からの基地エリアには、賑やかな声が響く。椎茸のコマ打ちをしたり、小屋周辺では、樋作り。あーだのこーだの、試行錯誤の末、上手く流れるよう勾配をつけ、防火用水槽へ。始まるときはね、「ほんとに出来上がるの?」なんて目で見ちゃうけど、完成させてしまうんだ、このメンバーは。一体、何者なんだろう?といつも思うよ
・終わりのミーテイィングから;
次回、3月16日(日)は中井地区の森の整備、ヒノキの枝打ち、ボサ刈を全員で行なう。



枝打ち前のヒノキ林


   整備前、沢山の倒木が・・・


春がすみ・・、向かいの山々


おばあちゃんと


ビニールハウスの修理


修理なったハウス内で昼食


除伐作業中


椎茸のコマ打ち


雨水タンクを設置
 

 
 
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